学校案内｜前橋東看護学校（公式ホームページ）MAEBASI EAST NURSING SCHOOL

学校長挨拶

本校は公益社団法人前橋積善会が設置主体となる看護学校です。歴史は古く昭和3年の厩橋病院の開院当時にさかのぼります。附属病院での看護教育の後、昭和28年からは准看護学校の設立、そして平成7年からはこの前橋東看護学校の設立と90年余にわたり看護教育に携わり今日に至っております。

本校の看護教育は前橋積善会の理念である慈悲と善隣の精神に基づき、人の心を大切にする看護師を育成することです。
看護とは人の命を預かる職業であり、医療の進歩や高齢化に伴い期待されるものが多種多様化しております。最新の知識はもちろんのこと、高い倫理観と豊かな人間性が求められます。3年間という限られた短い期間でこれらのことを修得するのは決して容易なことではありません。しかしながらこの様な状況下でも看護教育はもとより、地域での総合病院等での臨地実習により実践力が付く学習をさせていただいております。

1学年の定員は35名と少数ではありますが、少人数ならではの、きめの細かい教員とも距離の近い学生の個性に合わせた教育にて対応しております。
コロナ禍で看護職に対する期待が高まる中この職業を選んでいただける方が一人でも多くいることを望みます。看護師を選んだことで自分の成長とともに今後、接する患者さんの笑顔に会える喜びと達成感を得られる人生になることを確信しております。
今後を志す希望にあふれた皆さんを教職員一同心よりお待ちしております。

公益社団法人前橋積善会前橋東看護学校
校長　中西啓子

教員からのメッセージ

私はこの学校が好きです。学生も教職員も非常勤講師も明るく、熱く、輝いているからです。看護学校のカリキュラムは過密で、学生にとっては一種の宿命ともいえますが、課題に追われる日々も多いです。しかし当校の学生たちは、みな楽しそうに学校生活を送っています。

講義・実習を通して多くの人との関わり合いは、看護の学習とともに、人としての道理を学びます。その中で、緊張、喜び、笑い、楽しみ、迷い、悲しみ、忍耐という様々な感情が交錯する体験を経て自己成長を実感できます。時には悩むこともある中で、自分の意思で選択した道に対しては、自信と責任が持てるものです。

3年間はとても早く感じると思いますが、人生においてはかけがえのない時間となることでしょう。卒業時「この学校で学べて良かった」と思えるような実りある学業生活を少しでもサポートできるよう教職員、非常勤講師一同全力を尽くします。

公益社団法人前橋積善会前橋東看護学校
教務主任　鈴木京子

学校沿革

前橋東看護学校は、社団法人前橋積善会を母体として平成7年に開校した。

前橋積善会は本県慈善事業の先駆者として明治13年に創立され130年余りの伝統を重ねている。昭和2年の社団法人化に伴い、翌年県内初の精神科病院「厩橋病院」を開設、昭和16年には精神疾患患者の看護者養成のため、附属看護学校を併設した（昭和25年、法改正により自然廃校）。

昭和28年、新制度による准看護婦学校の設立が認可され、以後41年間の長きにわたり准看護婦を養成し、多くの人材を世に送り出してきた。しかし時代の流れとともに老朽化した建物の建て替えと医療の高度化による、看護職の資質向上の必要性から、平成7年4月、3年課程看護師養成を目的として「社団法人前橋積善会前橋東看護学校」を開設した。

平成24年4月、前橋積善会が公益社団法人として認可されたため、「公益社団法人前橋積善会前橋東看護学校」として現在に至る。